アスベストについて

アスベストとは?

アスベストは石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれ天然の鉱物繊維です。種類としては、白石綿(クリソタイル)、青石綿(クロシドライト)、茶石綿(アモサイト)の3種類があります。一昔前には、熱、摩擦、酸やアルカリなどに強く、絶縁性など優れた特性を持っていると考えられ建物の材料など多く建材に利用されてきました。

しかし昨今【静かな時限爆弾】と呼ばれ人体への悪影響を及ぼす鉱物として大きく取り上げられています。

人の健康への悪影響

アスベスト繊維は、通常で凝固している状態ではそれほどの問題はない物質です。しかし、何かの原因で大気中に飛散した場合、人の目に見えないほどのとても小さく軽い為、人が吸入すると肺がんや悪性中皮種、アスベスト肺など様々な病気を引き起こす原因になる事が分かってきています。

建物の解体は大丈夫か?

アスベストは1950年~1970年頃まで大量に輸入されております。用途としては、大型鉄骨造建築物の柱や梁などに吹き付けられている事が多い為、一般の木造住宅に吹き付けされている施工は少ないようです。しかし一般の木造住宅でもスレートの屋根や外壁材のサイディング、水道管など目に見えない部分に含まれている可能性はもあります。

解体工事する時は、各自治体によっては指導要項に多少の違いはありますが、現地調査を行いアスベストの確認がされた場合は解体施行届出書の提出が必要です。

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